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オリジナル/中天の王シリーズ/四人王-SHIJINNOH
関連項目:『太陸本義』『大洋の呼吸(OBr)』


各地の王様とその役割(〜四人の王と、その争いの時代)

虎嘯王 roar

鳳舞王 wheel

龍飛王 soar

亀兆王 sign

豹変王 change

方位と方角、および土地と象徴
西。砂漠。強風。
白。秋。金。
武勇。守護。
遊牧が主。人口はまばら。定住する場所が少ない。
南。豊かな自然。
赤。夏。生命。
文芸。文雅。芸能。
森の恵みのみで生活できるために人口の増加が著しい。
東。大河。水。
青。春。
灌漑。治水。学問。
交通手段となる舟が往き来するため商業が盛んで富める。
北。荒地。鉱物。
黒(玄)。冬。死。
安寧。復活。安産。
山岳が多い。気候も厳しく、人々は冬に南下する。
中央。死者の国。
頂き。統率。支配。
死者たちが集うとして忌む。中央とは”四方”と矛盾するもの。ありえない場所。
王様相関関係
鳳舞王に拾われ、育てられる。乳兄弟に『豹文』。成人して養父から『西』の土地をもらう。亀兆王とは気心の知れた仲。親友。龍飛王には同情的。 最初の存在。”弟”龍飛王に憎しみを持つ。虎嘯王と豹変王を拾って育てる。各々に西の地と中央の土地を与える。龍飛王の左腕をもぎ取る。 最初の存在。”兄”鳳舞王と意見を異にしたために敵対する。亀兆王を”生み”、北の土地を支配させる。ほぼ永眠状態。 龍飛王から生まれ、北の地を与えられる。虎嘯王とは旧知で懇意。 鳳舞王に拾われ、虎嘯王とともに育つ。中央の土地を得て王位に就く。四人王の争い以前、王位を捨て姿を隠す。
人物概要
愛称は”ロアー”。
寡黙にして無言実行。両頬の傷は龍飛王につけられたもの。白髪、紺眼。3体の『白露』を連れ、人里にもよく降りる。王位を息子『コウカ』に託してからは流浪の身に。
別名”ホィール”。
大仰にして傲慢。金髪赤褐色の肌に浮き出る文様を全身に施す。2体の侍童を従え、玉座に座る。龍飛王と対峙したのは、ロアーのためであるらしい。
俗称”ソアー”。
落ちついた物腰と思慮深さを兼ね備える。黒髪長毛。目は見えない。歌を詠むことを好むらしく、その席だけは顔を見せる。それ以外は滅多に姿を見せない。
通称”サイン”。
黒髪の美女の姿で現れる。寛容で懐が深く、穏やかで声音が優しい。病弱な龍飛王の看護を続ける。ロアーのことも気にかけ、いつも顔を見れることを願っている。
別名”豹文”。
王位を捨ててからは”雪膚”と分離して悠悠自適の生活をする。縛られることを厭うので人の頼み事は聞かない。ロアーには甘いようだが、結局は顔見世だけで何もしない。
眷属
白露。(大虎に似る)
合計6体。
うち2匹は”個”を持ち、コウカとシントウという子に別れる。
1代目は纏う毛皮(幼少時に発現)。2代目3代目と6代目が現在付き従っている『白露』の正体。一説に鵬翼を持っていたとも。
鵬翼。(極彩色の大翼)
合計8枚。
うち2枚は侍童、”翔踊”、”勇躍”。だがほぼ自我はない。(子、とまでは行かない)頭部に2枚。肩に2枚。腰脇に2枚。本来は10枚あったとされるが、その2枚は行方不明(ゆきかたしれず)。
不明。 同じく不明。 雪膚。(白豹)
完全に別個の存在(自我も相反する)として独自の使命のもと存在する。豹変王の別人格とも。
力の発現
金創。
傷口に砂金を塗り固めたというのが、人の間に浸透した虎嘯王信仰だが、由来は虎嘯王の両腕に刻まれた傷痕が金色だったことから。
攻撃力に優れる。
ちなみに、両頬の傷は金創ではない。
聖紋。
鳳舞王の体皮に浮かぶ独特の文様。色は不確定。そこから鵬翼が生えるといわれる。防御に優れ、広範囲に影響を及ぼす。
龍鱗。
膚の皮の内側に、全身を覆うようにして存在しているために、数、規模ともに未知数。攻撃力に秀でているとされる。
蛇痣。
巫女(よりまし)に施すまじないの化粧のような、膚に描かれる文様。のたうつ水と、亀が描写される。のちに民間の高貴な女性が好んで施す化粧となる。触れた者に死をもたらす。
斑文。
白い豹斑。主に背に分布すると言われる。膚の色に近いので、あまり目立たない。鋭敏性に長けているといわれる。


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